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環境ニュース[国内]

アジア太平洋地域の持続可能な開発に貢献する「全球地球観測システム」実現に向け、シンポ開催へ 東京・品川で

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2006.12.19 【情報源】文部科学省/2006.12.18 発表

 「アジア太平洋地域における持続可能な開発のための統合的観測に関するGEOSS(複数システムから構成される全球地球観測システム)シンポジウム」が2007年1月11・12日の両日、東京・品川区の第一ホテル東京シーフォートで開催される。
 このシンポジウムは文部科学省の協力の下、「地球観測に関する政府間会合(GEO)事務局の主催により開催されるもの。
 GEOは05年2月に開催された「第3回地球観測サミット」で設立された政府間組織で、66か国と欧州委員会、地球観測に関連する43国際機関が参加。同サミットで採択された「10年実施計画」に基づき、各国、機関の地球観測活動の調整や、災害、生態系、気候など9つの社会利益分野に貢献する「GEOSS」構築を目指した活動を展開している。
 今回のシンポジウムには、アジア太平洋地域を中心とした15か国以上の国から政府関係者、専門家らが参加し、アジア太平洋地域の持続可能な開発に貢献するGEOSSの実現に向けた取組みについて議論が行われる。
 具体的なプログラムとしては、11日には、全体会合で金森博雄・カリフォルニア工科大学教授による基調講演“Preparing for rare, great earthquakes”、アジア太平洋気候変動研究ネットワーク(APN)からの報告、アジア太平洋各国のGEOSSに対する取組み報告、生態系生物多様性)監視、気候変動水循環など各分科会議長からテーマ・課題の発表などが予定されているほか、同日15時40分から各分科会での議論が開始され、12日まで継続される。
 参加費は無料で、全体会合については同時通訳つき。参加希望者は06年12月27日までに、シンポジウムホームページから参加登録を行うことが必要。【文部科学省】

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