一般財団法人環境イノベーション情報機構
新潟県上越市と兵庫県加西市が「バイオマスタウン構想書」を改定
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2006.12.01 【情報源】農林水産省/2006.11.30 発表
農林水産省は平成18年11月30日、「バイオマスタウン構想」を公表している新潟県上越市と兵庫県加西市が、それぞれ取組みを具体化、加速化させるために、構想書を改定したと発表した。「バイオマスタウン」とは、地域内の幅広い関係者が連携しながら、バイオマスの発生から利用までが効率的なプロセスで結ばれた総合的利活用システムが構築されているか、今後構築が見込まれる地域のこと。
応募された構想書は「バイオマス・ニッポン総合戦略推進会議事務局」で検討し、「バイオマスタウン」の基準に合致している場合にのみ、内容を公表することになっている。
今回構想書を改定した2市のうち、新潟県上越市は、バイオガス化施設、汚泥乾燥施設、BDF化施設、木質変換施設などを有機的に結びつけ整備することにより、エネルギーとマテリアル資源の「地産地消」をめざしている。
一方兵庫県加西市は、事業系廃棄物の飼料化、下水汚泥・生ごみ・家畜排せつ物・稲わら・もみ殻等のバイオガス化による電気・熱の生産、BDFの製造・利用に取組み、温暖化防止と循環型社会構築を目標としている。【農林水産省】