環境放射線モニタリング調査データの提供開始　環境省ホームページから

　環境省は同省が実施している、環境放射線モニタリング調査のデータを平成１８年１０月１７日から同省のホームページ上で公開することにした。
　環境省では１２年度から、既存の国設酸性雨測定所の施設を活用して放射性物質の自動モニタリング調査を実施してきた。
　調査地点は、北海道・利尻、青森県・竜飛岬、新潟県・佐渡関岬、茨城県・筑波、岐阜県・伊自良湖、福井県・越前岬、島根県の隠岐と蟠竜湖、高知県・梼原、長崎県の対馬、五島、沖縄県・辺土岬－－１２か所。
　今回このページから提供が開始されたのは、（１）１２か所の測定所で自動測定された空間放射線量率、空気中放射能濃度、気象データの速報値と（２）特定測定所周辺の大気環境中の核種分析結果で、（１）については閲覧日の前日から７日前のデータまでを提供、１日１回更新する方針。また（２）についても、２半期ごとに結果をとりまとめ、順次公開していくとしている。【環境省】
　