一般財団法人環境イノベーション情報機構
モニタリングサイト1000シンポ「とらえよう自然からのSOS!〜100年後に今の姿を伝えるために〜」開催へ
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2006.10.13 【情報源】環境省/2006.10.13 発表
環境省は平成18年10月29日13時30分から16時30分まで、東京・虎ノ門の発明会館ホールで、モニタリングサイト1000シンポジウム「とらえよう自然からのSOS!〜100年後に今の姿を伝えるために〜」を開催する。このシンポジウムは、「新・生物多様性国家戦略」に基づいて同省生物多様性センターが実施している「重要生態系監視地域モニタリング推進事業(モニタリングサイト1000)」を広く紹介し、今後の日本の自然環境モニタリングの方向性を議論するが目的。
「モニタリングサイト1000」は、全国各地に1000か所程度の定点を設定し、森林、草原、里地、干潟、サンゴ礁など様々なタイプの生態系をモニタリングしていく事業。長期継続的なモニタリングで得られたデータを分析することにより、生物種の減少など、自然環境の異変を迅速に把握し、適切な保全対策につなげることが期待されている。
プログラムとしては、北野大・明治大学理工学部教授による特別講演「環境の変化とリスクコミュニケーション」、中静透・東北大学大学院生命科学研究科教授による基調講演「地球環境変化と生態系モニタリング−世界の動向−」、環境省生物多様性センターによる「モニタリングサイト1000」についての概要説明、小林光・自然環境研究センター副理事長が座長を務めるパネルディスカッション「生態系モニタリングの意義と今後の展望」が実施される。
参加希望者は、氏名、所属、連絡先住所、電話番号、メールアドレスを明記の上、電子メールかFAXで事前に申し込むことが必要。宛先は(財)自然環境研究センター(担当者:新藤、FAX番号:03−5824−0956、電子メールアドレス:mot_sympo@jwrc.or.jp)。参加費は無料。【環境省】