一般財団法人環境イノベーション情報機構
日本周辺水域主要魚種18年度資源評価案への意見募集開始
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2006.08.31 【情報源】水産庁/2006.08.30 発表
水産庁は平成18年8月30日、日本周辺水域の主要魚種の資源評価案を公表し、この案について18年9月6日まで意見募集を行うことにした。資源評価は資源量予測、漁獲動向、海洋環境との関係などのデータを踏まえ、ABC(水産資源を最適な水準に維持・回復させるための生物学的許容漁獲量)の算定を含む資源の管理方針、管理を行った場合の効果予測などをまとめたもの。
魚種・系群ごとに毎年作成されており、次年度のTAC(漁獲可能量)設定の基礎資料としても活用されることになっている。
なお18年度資源評価案が作成されている魚種は、マイワシ(太平洋系群・対馬暖流系群)、マアジ(太平洋系群・対馬暖流系群)、マサバ(太平洋系群・対馬暖流系群)、ゴマサバ(太平洋系群・東シナ海系群)、サンマ(太平洋北西部系群)、スケトウダラ(日本海北部系群・根室海峡・オホーツク海南部・太平洋系群)、ズワイガニ(オホーツク海系群・太平洋北部系群・日本海系群・北海道西部系群)、スルメイカ(冬季発生系群・秋季発生系群)。
意見は郵送、FAX、意見募集用特設サイトで受付けている。宛先は農林水産省水産庁増殖推進部漁場資源課沿岸資源班(住所:〒100−8907東京都千代田区霞が関1−2−1、FAX番号:03−3592−0759)。【水産庁】