一般財団法人環境イノベーション情報機構
黒潮続流域とその南方海域で海洋構造調査実施へ
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2006.08.24 【情報源】水産庁/2006.08.23 発表
水産庁は2006年8月25日から9月8日までの予定で、伊豆諸島東方沖を中心とした黒潮続流周辺海域などで、漁業調査船照洋丸(総トン数2,214トン)による海洋構造調査を実施する。この調査は、世界有数の暖流である黒潮の影響を強く受け、環境変動の鍵となる黒潮続流域とその南方海域の海洋環境と生態系構造について解明を進めるとともに、この海域で海洋環境の変動と関連させた魚類(かつお・まぐろ類など)の資源変動の予測が可能かどうか検討することが目的。
今回の調査は海洋環境調査に主眼を置いて実施されることになっており、今回の調査結果と05年1月、06年2月に行った調査の結果とあわせて解析することで、黒潮続流周辺海域の季節的な環境変動が把握されることが期待されている。【水産庁】