一般財団法人環境イノベーション情報機構
17年度末の全国の汚水処理施設整備人口、1億282万人に
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2006.08.22 【情報源】環境省/2006.08.22 発表
農林水産省、国土交通省、環境省の3省は平成18年8月22日、17年度末時点の全国の汚水処理施設整備人口が1億282万人に達したと発表した。このデータは下水道、農業集落排水施設、浄化槽、コミュニティ・プラントなどの汚水処理施設の整備状況を、人口で表した指標を用いて表わしたもので、8年度末の状況から公表されている。
公表された1億282万人という数は、16年度末と比較すると202万人の増加。これを総人口に対する割合でみた整備率が80.9%で、16年度末の79.4%よりやや上昇した計算だ。
ただし、大都市と中小市町村の汚水処理施設整備状況は、依然として大きな格差があり、人口5万人未満の市町村での整備率はまだ62.9%にすぎない。
なお整備人口を処理施設別に見ると、下水道によるものは8,802万人、農業集落排水施設によるものは352万人、浄化槽によるものは1,093万人、コミュニティ・プラントによるものは35万人だった。【農林水産省、国土交通省、環境省】