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環境ニュース[国内]

建築物のライフサイクルエネルギーマネジメントツールを希望者に公開

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2006.07.07 【情報源】国土交通省/2006.07.06 発表

 国土交通省官庁営繕部は平成18年7月6日、みずから開発した建築物のライフサイクルエネルギーマネジメント(LCEM)ツールを希望者に公開し、意見を求めていくことをあきらかにした。
 国交省のLCEMツールはもともと、官庁施設の企画、設計、施工、維持管理、改修、解体の各段階を通じて、省エネを推進することを目的として開発されたもので、パソコン上に実際の設備システムの稼働状況を模擬的に創り出し、省エネ性能の評価を行うことが可能。
 また(1)設計者、施工者、施設管理者が共通して使用できる、(2)エネルギー利用がピークを迎える盛夏・真冬のほか、梅雨・初冬など、多様な条件下のエネルギー利用の模擬分析ができる、(3)製造業者ごとに異なる空調機器の特性を踏まえて、きめ細かい模擬分析ができる−−などの特徴がある。
 官公庁施設で使用するだけでなく、民間施設でのエネルギー管理にも有効なことから、一般の希望者にソフトを公開し、意見を求めていくことにしたもの。
 国土交通省では寄せられた意見をもとに今後、ツールをさらに改善し、随時情報を公開していく考え。
 ツールの請求・配布は電子メールにより行っている。請求方法の詳細は官庁営繕部のツール配布情報ページに掲載されている。【国土交通省】

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