一般財団法人環境イノベーション情報機構
17年の山岳遭難件数、過去最多の1,382件に
【自然環境 自然とのふれあい】 【掲載日】2006.07.06 【情報源】警察庁/2006.06.26 発表
警察庁は平成18年6月26日、17年の山岳遭難発生件数が1,382件、遭難者数が1,684人、死者・行方不明者273人にのぼったと発表した。発生件数、遭難者とも昭和36年以来の最多件数で、16年と比べると山岳遭難発生件数は61件、遭難者数は75人増加している。
遭難者が山に入った理由をみると、登山目的が1,175人(69.8%)と最も多く、山菜採り・きのこ採りの394人(23.4%)がこれに続いた。また登山の場合は8月(204人)、5月(129人)の遭難が多く、山菜採りでは6月(128人)、5月(81人)の遭難が多かった。
遭難者の年齢は60歳〜64歳が279人と最も多く、また40歳以上の遭難者だけで全遭難者の81.5%にあたる1,372人にのぼっていた。【警察庁】