一般財団法人環境イノベーション情報機構
18年版循環型社会白書、3Rの国際展開を特集
【環境行政 行政資料】 【掲載日】2006.05.30 【情報源】環境省/2006.05.30 発表
平成18年版循環型社会白書が18年5月30日の閣議で閣議決定され、18年5月31日から全国の書店でも発売(定価:1,650円(税込))されることになった。循環型社会白書は省庁再編で廃棄物行政が環境省の所管となった13年度版から作成されており、18年版が6冊目。
今回は「世界に発信する我が国の循環型社会づくりへの改革」を特集テーマとし、この10数年の日本の廃棄物・リサイクル対策の経験を取りまとめるとともに、G8サミットでの小泉首相の「3Rイニシアティブ(行動計画 注1)」提唱をきっかけとした、3Rの国際展開の状況、日本の基本的な考え方を紹介している。
なお環境省では18年6月12日の午後(10時〜12時、13時〜15時、15時30分〜17時30分の3回)、東京・渋谷区の環境パートナーシップオフィス会議室で「環境白書・循環型社会白書を読む会」を開催し、執筆担当者自身が白書のテーマやねらいなどを解説するほか、全国9か所で開催される「環境白書を読む会」でも、循環型社会白書の内容普及を進める方針だ。
(注1)04年のG8サミットで小泉首相が提唱した、3R(廃棄物の発生抑制、資源・製品の再使用、再生利用)に関する行動計画で、(1)経済的に実行可能な廃棄物の3R化促進、(2)再生利用原料や再生利用製品などの国際流通に対する障壁低減、(3)政府、民間部門、NGOなど多様な関係者間の協力奨励、(4)3Rに適した科学技術の推進、(5)人材育成や途上国との協力−−を目的としている。【環境省】