一般財団法人環境イノベーション情報機構
「快水浴場百選」を選定 景観や環境教育活動も評価
【水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2006.05.10 【情報源】環境省/2006.05.10 発表
環境省は平成18年5月10日、新評価軸にもとづいて選んだ100か所の水浴場を「快水浴場百選」として発表した。「快水浴場」は13年に同省が選定した「日本の水浴場88選」の基本的な考え方を見直し、海水浴場以外にも島や湖沼・河川の水浴場など、人々が自然の水に直接触れることができる全ての水辺を対象に含め、(1)美しい水辺(水質、自然景観)、(2)清らかな水辺(環境への配慮・取組み)、(3)安らげる水辺(安全性)、(4)優しい水辺(アクセスが容易で利便性が高い)、(5)豊かな水辺(環境教育活動など)−−の5つの評価軸で評価したもの。
選定された「快水浴場」については、評価軸ごとの評価点を星印の数で表するとともに、特に優れた12か所の水浴場を「特選」快水浴場として示した。
「特選」快水浴場に選ばれたのは、海水浴場では、岩手県の浄土ヶ浜、宮城県の小田の浜、兵庫県の慶野松原、和歌山県の那智、片男波、徳島県の大砂、宮崎県の下阿蘇、沖縄県の万座ビーチ、リザンシーパークビーチ、ルネッサンスビーチの10か所。島の水浴場では香川県の本島泊、湖の水浴場では滋賀県のマキノサニービーチが選ばれている。
なお環境省では「快水浴場百選」に選ばれた水浴場に対する認定書交付式とシンポジウムを18年5月24日15時から、東京の品川プリンスホテル新館で開催することにしており、会場では「特選」快水浴場の紹介、松尾友矩・東洋大学学長をコーディネーターとするパネルディスカッション「豊かな快水浴場を目指して」が実施予定。
シンポジウムの入場は無料で、参加の事前手続も不要。【環境省】