一般財団法人環境イノベーション情報機構
100周年の新宿御苑、八重桜の美しい3日間に開館時間延長
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2006.04.11 【情報源】環境省/2006.04.10 発表
新宿御苑は100周年記念行事の一環として、八重桜が美しい平成18年4月18日から20日までの3日間、開館時間を午後6時(最終入園時間は午後5時)まで延長することにした。新宿御苑は信州高遠藩主内藤氏の屋敷跡にあたる。近代農業振興を目的とする農業試験場時代、宮内省所管の新宿植物御苑時代を経て、明治39(1906)年に皇室の庭園として造営され、この時に「新宿御苑」という名称が定まった。
戦後は厚生省所管の国民公園として再出発。所管が環境庁へ移った後も、都心に位置する緑のオアシスとして広く親しまれてきた。
また多様なサクラの品種約75種1,500本があり、ソメイヨシノ以外にも、さまざまな八重桜が美しいことでも有名。
通常の閉門時間は、この時期の日没時刻(午後6時17分頃)よりかなり早い午後4時30分(最終入園時間:午後4時)であるため、夕暮れ時の八重桜を眺めることができないが、この3日間は時間延長により、薄暮にたたずむ八重桜を楽しむことができるという。【環境省】