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環境ニュース[国内]

福井農林高等学校と足羽川堰堤土地改良区連合が第8回日本水大賞を合同受賞

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2006.03.31 【情報源】農林水産省/2006.03.31 発表

 2006年3月31日、第8回「日本水大賞」の各賞と「日本ストックホルム青少年水大賞」が決定した。
 「日本水大賞」は、水循環の健全化に寄与する活動に対し、(社)日本河川協会が実施している表彰制度で、特に優れたもの1点に与えられる「大賞」(賞状、記念品、副賞200万円)のほか、国土交通大臣賞、環境大臣賞、厚生労働大臣賞、農林水産大臣賞、文部科学大臣賞(各1点)、市民活動賞、国際貢献賞(各1点)、奨励賞(数点)、審査部会特別賞(数点)が設けられている。
 また「日本ストックホルム青少年水大賞」は02年度に青少年研究活動賞として創設された表彰制度で04年度に改称された。受賞者は夏にストックホルムで開かれる国際コンテストに日本代表として参加が可能。
 第8回にあたる今回は、大賞に全国から159件、「日本ストックホルム青少年水大賞」に対し全国の高校10校から13件が応募された。
 選考の結果、この中から福井県立福井農林高等学校環境土木部の「農業水路への設置を目的とした小規模水田魚道の開発による環境保全活動」と、足羽川堰堤土地改良区連合の「農業水路に生きものの賑わいを取り戻す地域づくり」が大賞を合同受賞した。大賞は通常1点とされているが、同じフィールドで連携しながら、生態保全調査や水田魚道開発などに取組んでいた2団体の活動を1つの活動と見なして合同受賞としたもの。
 また、「日本ストックホルム青少年水大賞」は、少ない水で植物を栽培するシンプルな器具で世界の食糧問題を解決できないか探った京都府立桂高等学校の「小さなCaseの大きな可能性〜究極の水循環で90億人の食を守る〜」が受賞した。
 なお国土交通大臣賞はNPO法人あらかわ学会、環境大臣賞は愛媛県立伊予農業高等学校伊予農絶滅危惧海浜植物群保全プロジェクトチーム、厚生労働大臣賞は、農林水産大臣賞は「筑後川まるごと博物館」運営委員会、文部科学大臣賞は宮城県仙台市立北六番丁小学校、経済産業大臣賞はシャープ株式会社AVC液晶事業本部(亀山工場)、市民活動賞はNPO法人相模川倶楽部がそれぞれ受賞した。
 表彰式・受賞活動発表会は、06年5月30日に東京・表参道の国連大学で実施される。【農林水産省】

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