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環境ニュース[国内]

総合科学技術会議で「第3期科学技術基本計画」了承

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2006.03.24 【情報源】内閣府/2006.03.22 発表

 平成18年3月22日に首相官邸で開催された、総合科学技術会議第53回会合で、「第3期科学技術基本計画」や「分野別推進戦略」などが了承された。
 「科学技術基本計画」は、今後10年間程度を見通した5年間の科学技術政策を具体化する計画として策定されているもので、今回了承された「第3期科学技術基本計画」は18年度から22年度までを対象に、政府が重点的に推進する科学技術分野として、「ライフサイエンス」、「情報通信」、「環境」、「ナノテクノロジー・材料」の重点推進4分野、「エネルギー」、「ものづくり技術」、「社会基盤」、「フロンティア」−−の推進4分野を掲げた。
 また、「分野別推進戦略」はこの8分野について、分野ごとの研究開発目標と成果目標、今後5年間に政府が取り組むべき重要研究課題、重点投資すべき戦略重点科学技術科学の内容を示したもので、重要研究課題としては273課題、集中投資を行うべき戦略重点科学技術としては62課題が選定された。
なお、環境分野では「環境と経済の両立」という大政策目標、「地球温暖化・エネルギー問題の克服と環境と調和する循環型社会の実現」という中政策目標のもとに、気候変動研究領域(気候変動と対策技術)、化学物質リスク・安全管理研究領域、3R技術研究領域、水・物質循環と流域圏領域、バイオマス利活用研究領域、生態系管理研究領域−−の6領域について57の重要研究課題、14の戦略重点科学技術が示されている。【内閣府】

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