一般財団法人環境イノベーション情報機構
3月23日の「世界気象デー」、2006年のテーマは「自然災害の防止・軽減」
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2006.03.17 【情報源】気象庁/2006.03.16 発表
世界気象機関(WMO)は、世界気象デー(World Meteorological Day) の2006年のテーマが「自然災害の防止・軽減」であると発表した。WMOでは世界気象機関条約が発効した3月23日を「世界気象デー」とし、気象知識や国際的な気象業務について理解してもらうためのキャンペーン活動を、年ごとのテーマを設定しながら実施している。
今回のテーマは、1995年から2004年の間に発生した自然災害により、90万人以上の人命が奪われ、約4,650億ドルと推計される経済的損失が発生していることを踏まえたもの。
なおWMOでは、「気象・気候・水に関連した自然災害による死者を今後15年間で半減させる」という目標を掲げ、加盟各国の気象水文機関との連携のもと、自然災害リスクの特定・評価・監視、自然災害に対する早期警戒システムの整備、住民への適切な気象情報伝達など、自然災害の防止・軽減に向けた取組みを進めている。【気象庁】