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環境ニュース[国内]

オフロード法対象外の建設機械で排ガス対策促進 低排ガス型機械の指定制度創設

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2006.03.16 【情報源】国土交通省/2006.03.16 発表

 国土交通省は平成18年3月16日、「道路運送車両法」や「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(オフロード法)」で規制対象外となっている可搬式建設機械(発電発動機、空気圧縮機)などを対象に、オフロード法と同等の基準により、排出ガス低減型のエンジンや建設機械の型式を認定・指定、公表し、その使用を促進する「排出ガス対策型建設機械指定制度」を新たに創設すると発表した。
 この制度は、オフロード法の法案審議時の衆参両院附帯決議で、特殊自動車以外の汎用エンジンについても、早期排出ガス規制導入を検討する必要性が指摘されたことを受け、オフロード法規制対象外の建設機械についての排出ガス対策を進めようとしたもの。
 道路運送車両法やオフロード法による型式指定を受けていない車両系建設機械の原動機や、可搬式建設機械の原動機のうち、オフロード法と同等の基準を満たすものを、建設機械やエンジンの製造者の申請により「排出ガス対策型原動機」に認定するとしたほか、この「認定排出ガス対策型原動機」を搭載した建設機械を「排出ガス対策型建設機械」として指定し、公表するとしている。
 なお、この制度で指定された排出ガス対策型建設機械は、中小企業金融公庫・国民生活金融公庫による融資制度の貸付対象となる。【国土交通省】

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