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環境ニュース[海外]

ドイツ自然遺産の永続的な保護が可能に

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2006.02.01 【情報源】ドイツ/2006.01.13 発表

 ドイツ連邦政府は、1月13日、連邦や州が所有する自然の豊かな土地を、ドイツ独自の「ドイツ自然遺産」として、売却しないよう指示した。対象となる土地は、戦前に軍関連施設に使用された土地や炭鉱、東西ドイツの旧国境地帯「グリーンバンド」など、歴史的にも重要な土地であり、現在は、連邦不動産公社(BImA)、土地売却管理有限会社(BVVG)、ラウジッツァー・中部ドイツ炭鉱管理会社(LMBV)といった組織が管理している。
 1月13日に開催された連邦と州による話し合いでは、具体的なドイツ自然遺産の選択と、それを州やドイツ環境財団(DBU)に無償で譲渡することが決定された。
 ガブリエル連邦環境大臣は、「自然保護の価値のある『ドイツ自然遺産』を、今後、各州とともに、国際的にアピールしていきたい。また、かつて東西ドイツを隔てた場所であり、今もビオトープの状態で残されている旧国境地帯『グリーンバンド』を保護する絶好の機会でもある」とコメントした。【ドイツ連邦環境省】

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