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環境ニュース[国内]

カルパチア山脈の保護のための新条約発効

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2006.01.20 【情報源】/2006.01.04 発表

 カルパチア山脈の野生生物や素晴らしい景観、文化遺産を保護するためのカルパチア条約が発効した。スロベキア、ウクライナ、チェコに続いて、ハンガリーが同条約の批准を決定し、締約国が4カ国となったためである。なお、同条約は、これらの4カ国に加え、ポーランド、ルーマニア、セルビア・モンテネグロもカバーしている。
 この条約(カルパチア山脈の保護と持続可能な開発に関する枠組み条約)は、2002年の国際山岳年をきっかけに策定が始まり、2003年5月にキエフで開催された第5回汎欧州環境会議で、上記7カ国によって採択・署名された。
 同条約は、関係国、地方自治体、市民団体や個人の協力を促す、重要な原則を示すものである。条約の発効により、保護区のネットワークづくり、国境地域での土地利用計画の調整、水資源と流域の総合的な管理、持続可能な農業・林業などが進むと期待されている。第1回締約国会議は2006年6月に開催され、条約の作業計画が決定される予定である。【UNEP】

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