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環境ニュース[国内]

環境管理・環境監査スキームの国内導入から10年

エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2006.01.05 【情報源】/2005.12.15 発表

 ドイツのガブリエル環境大臣は、12月15日、ベルリンで開催された環境管理・環境監査スキーム(EMAS)の導入10周年を祝う式典に出席した。
 ガブリエル大臣は、「EMASへの参加によって、企業や公共機関は模範的な形で責任を果たすことができる。今後も、多くの団体が環境監査に取り組むよう呼びかけたい。また、企業は、EMASに参加することで、資源利用の効率化や廃棄物処理の改善だけでなく、経費削減も実現できる。環境保護対策に革新的な企業は、市場での競争力も積極的に培っている」と演説した。
 ドイツでは、1995年にEMASが導入されてから、数千の企業や団体が、EMASに基づき、環境保護活動に取り組んだ。現在では、全ての労働者のうち、2.5%の労働者が、EMASを取得した企業で働いている。また、EMASを取得している企業の約56%が、製造業である。
 EMAS導入10周年を記念し、連邦環境省は、12月9日から16日までの間、庁舎前にEMASの旗を掲げる。また、ドイツ国内の企業、行政、各種団体の約350施設でも、同様に旗が掲げられる。【ドイツ連邦環境省】

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