一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

EU温室効果ガス排出量取引スキーム裁判 イギリスが勝訴

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2005.12.08 【情報源】/2005.11.23 発表

 イギリスの国家排出割当計画(NAP)の修正案について検討することを欧州委員会が拒否したため、イギリスが欧州第一審裁判所に提訴していた件で、11月23日、同裁判所の裁定が下された。
 裁判所は、イギリスの主張を踏まえ、欧州委員会に対して、イギリスの修正案について検討し、EU排出量取引指令の要求事項に適合しているか、改めて決定を下すよう求めた。なお、イギリスは、NAPの修正案で、CO2排出割当総量の上限値を引き上げることを提案しているが、同裁判所は、この点については判示していない。
 イギリスの修正案では、排出量取引スキーム第一段階の割当総量を2000万トン増加し、7億5600万トンにするよう提案していた。この提案は、京都議定書の目標を考慮したものであり、CO2排出量を、2010年までに、1990年レベルから20%減少するというイギリスの国内目標にも適合している。【イギリス環境・食糧・地方省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク