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環境ニュース[国内]

EPA 冬の省エネ・キャンペーン 家庭のエネルギー効率をアップさせよう

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2005.11.09 【情報源】/2005.10.20 発表

 今年の冬は、エネルギー代が高騰することを踏まえ、EPAは、住宅のエネルギー効率を上げるよう呼びかけている。
 アメリカの平均的な家庭では、エネルギー費用に年間1500ドル(16万5000円)を支出しているが、今年は50%程度、上昇する可能性がある。エネルギーの約半分は冷暖房に用いられ、また4分の1が照明に用いられる。このほか、コンピュータ、テレビや携帯電話充電器といった家電製品の割合も増大している。
 EPAは、以下のように、家庭内で確認すべき5つのポイントを指摘し、省エネのための実用的なアドバイスを提供している。
(1)空気漏れを防ぐ―エネルギー費用を削減させる最も効果的な方法のひとつが、壁や天井からの熱の放出を防ぐために、穴やひびなどをふさぎ、断熱材を追加することである。
(2)賢く暖める―暖房システムが最高の性能で機能し、暖房用ダクトが暖気を部屋まで効果的に送り込むことができれば、より快適に過ごすことができ、費用も節約することができる。
(3)照明を替える―住居の照明は、家庭の電気代の20%を占める一方、省エネを始める際に最も手を付けやすい部分である。もし全家庭がエネルギー・スターの照明に替えれば、700万世帯分の照明用エネルギーを節約することができ、自動車100万台分の温室効果ガスを削減することができる。
(4)使用していない時にはパソコンや電子機器の電源を落とす−コンピュータや電子機器は、大半の家庭において、エネルギー使用源として拡大しており、スイッチを切った時でもエネルギーを使用していることがある。
(5)エネルギー・スター製品を探す―エネルギー・スターは、照明、家電製品、冷暖房設備など、40種類以上の製品に付けられている。エネルギー・スターの認証を受けた製品は、省エネ、温室効果ガス排出の削減に役立つものである。【EPA】

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