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環境ニュース[国内]

17年度実証調査候補となるPCB汚染土壌浄化・調査技術として6件を採択

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2005.11.04 【情報源】環境省/2005.11.04 発表

 環境省は平成17年11月4日、17年度の「低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査事業」と「ダイオキシン類汚染土壌浄化技術等確立調査事業」の対象技術として6件の技術を採択し、実証調査を開始すると公表した。
 両事業の対象技術募集は、これまで別々に行われてきたが、17年度は双方ともPCB汚染土壌に関する技術を取り上げることから、公募と評価を一本化して行うことにしたもの。
 調査対象に選定されると、実際に土壌が汚染された場所で、土壌浄化効果や土壌汚染状況調査に関する、総合的な技術評価を環境省の指示のもとに応募者自らが行うことになる。技術1件につき原則最大3,000万円の調査費を環境省が負担する。
 なお対象となる技術の要件は、(1)PCB汚染土壌を安全、確実に処理することができ低コストな、分解技術、分離・抽出技術、またはこれらを組み合わせたシステム技術、封じ込め技術、(2)簡易・迅速なPCB汚染土壌調査技術。
 公表内容によると、募集期間中に22件の応募があったが、審査で6件に絞られた。
 採択された技術の内容は、(1)環境エンジニアリング(株)の「湿式酸化ラジカル法によるPCB汚染土壌処理技術」、(2)(株)神鋼環境ソリューションの「還元加熱法と金属Na分散体法の複合プロセスによる汚染土壌処理技術」、(3)(株)東芝・(株)テルム・(株)鴻池組の「ジオスチーム工法(間接熱脱着+水蒸気分解法)」、(4)(株)間組の「水洗分解処理技術(ウォッシュメルト)」、(5)三井造船(株)の「間接加熱酸化分解法」、(6)三菱重工業(株の「溶剤抽出法」。【環境省】

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