低コスト・低負荷型の土壌汚染調査・対策技術５件の評価結果公表　１６年度実証対象

　実用段階にある低コスト・低負荷型の土壌汚染調査技術・対策技術の実証評価事業を行っている環境省は、平成１６年度に評価対象として採択した５件の技術の評価結果を１７年１１月４日までにまとめ、公表した。
　１６年度に評価対象となったのはアサヒ地水探査（株）・日立プラント建設サービス（株）・三菱商事（株）の「短期原位置微生物活性化型のバイオレメディエーション」、大成建設（株）の「ふっ素吸着材料を用いた原位置浄化技術」、（株）竹中工務店の「地下水の有効利用を考慮したナノアイロンの注入技術」、協同組合地盤環境技術研究センターの「土壌汚染調査用簡易土壌サンプラー・簡易地下水サンプラー」、東和科学（株）の「比色式ＮＡＰＬ検出法」。
　選定した技術については、環境省が現場実証試験を行なった上で、浄化効果や経済性、周辺環境への負荷などを総合評価。文章で課題などを指摘している。【環境省】