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環境ニュース[国内]

アルミ二次合金メーカーの生野で劣化ウランの表示がある物体を発見

エネルギー 原子力】 【掲載日】2005.10.18 【情報源】文部科学省/2005.10.17 発表

 アルミニウム二次合金メーカーの生野(株)(兵庫県朝来市)で、燃料物質とみられる長方形と半球状の2個の物体がみつかり、生野は平成17年10月17日に文部科学省に通報を行った。
 みつかった物体はともに、米国から購入し17年8月31日に同社に搬入されたアルミニウムスクラップの中に混じっていたもので、長方形のものは幅約5センチ、長さ約30センチ、厚さ約2センチ。一方、半球状のものは直径約20センチの中空構造で、内側に”Depleted Uranium(劣化ウラン)”という表示がされている。
 なお通報を受けた文部科学省は、14日中に写真で、発見された物体がペール缶に収納された上で同社事業所内の施錠管理された倉庫内に保管されていること、同社が行った放射線量測定の結果、倉庫外壁表面の放射線量が最大1時間あたり0.1マイクロシーベルトで、安全上問題のないレベルであることを確認。さらに翌15日に職員1名を現地に派遣し、実際の物質保管状況を点検するとともに、今後の対応に関する指導を行った。【文部科学省】 

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