一般財団法人環境イノベーション情報機構
北西太平洋の海洋ごみを検討 第1回国際ワークショップを富山で開催へ
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2005.10.17 【情報源】環境省/2005.10.17 発表
環境省と(財)環日本海環境協力センターは、2005年11月14・15日の両日、富山県富山市のタワー111・スカイホールで「第1回北西太平洋地域における海洋ごみに関する国際ワークショップ」を開催することにした。海を通じて他国に漂着する海洋ごみについては、海岸の美観保持だけでなく、海洋環境の保全面からも近年問題視されるようになっている。
今回のワークショップは、日本海・黄海に隣接する国々が連携して海洋ごみについての取組みを進めていくために、情報交換の場や、関係者のネットワークを構築することが目的。
NOWPAPに参加している日本、中国、韓国、ロシアの行政官、研究者ら約30名が参加し、日本海・黄海地域での海洋ごみの現状と対策、モニタリング方法やその解析・評価手法について情報交換を行う予定。
NOWPAPは国連環境計画(UNEP)が提唱した地域海行動計画の1つで、日本海・黄海の環境保全を目的として1994年に日本、韓国、中国、ロシアの4か国により発足。環境モニタリングプログラムの作成、海洋汚染に対する地域協力の推進を内容としている。【環境省】