一般財団法人環境イノベーション情報機構
若手職員らが下水道広報に関する10のアイディア提案
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2005.10.14 【情報源】国土交通省/2005.10.14 発表
下水道関連機関の若手職員から構成される「下水道未来計画研究会」は平成17年10月14日までに、報告書「下水道未来計画研究会の考える情報発信の新しい姿−下水道の本当の姿を知ってもらうために−」をまとめた。同研究会は、15年に国土交通省下水道部の「下水道中長期ビジョンプロジェクト」の一環として設けられたもの。国土交通省、政令指定都市、日本下水道事業団、(社)日本下水道協会など若手職員が参加し、16年3月までは21世紀の社会情勢と下水道の方向性について議論していたが、17年2月からは下水道の多様な役割・機能や魅力を正しく伝えるための情報発信について検討を行っていた。
今回の報告書は、(1)下水道のふたのデザインを活用した下水道への注意喚起、(2)下水道むかしばなしなど、子どもたちの興味を引く情報を提供した上での下水道の役割についての教育の展開、(3)下水道関連のさまざまな部署の職員の仕事内容の広報、(4)下水道に関する出前講座の浸透など下水道教育のサポート体制構築、(5)下水道を通じて健康で持続可能なライフスタイルを考える「下水道LOHAS(Lifestyles of Health and Sustainability:ロハス)」の展開、(6)公共施設のトイレなど身近な場を場所を使った下水道の仕組みの広報、(7)下水道が担っている浸水対策、地震対策についての広報、(8)良好な水環境の創造についての広報、(9)事業経営の観点からの広報、(10)設備の改築更新に関するわかりやすい情報発信−−など情報発信に関する10のアイデアを提案している。内容は国土交通省下水道部ホームページ内に全文が掲載されている。【国土交通省】