日本政府、グアテマラ共和国の豪雨被害に１，２００万円相当の緊急援助物資供与へ

　日本政府は２００５年１０月７日までに、中米のグアテマラ共和国での熱帯性低気圧「スタン」による被災者支援のために、１，２００万円相当の緊急援助物資を供与する方針を決めた。
　グアテマラ共和国では「スタン」による集中豪雨により、太平洋沿岸地域、ケツアルテナンゴ県南西部、首都を含む中央部で河川の氾濫、土砂崩れなどが発生。１０月６日時点で死者１２７名、被災者３万８，０６８人の被害が判明している。
　このためグアテマラ共和国政府は、復旧のための自助努力とともに、日本に緊急援助を要請していた。
　「スタン」による被害への緊急援助物資供与の決定はエルサルバドル共和国に次ぐもので、供与額もエルサルバドル共和国と同額。【外務省】