愛・地球博が閉幕　入場者、目標上回る約２，２００万人に

　１２１か国と４つの国際機関が参加し、半年間にわたって開かれてきた愛・地球博が平成１７年９月２５日に閉幕した。
　「自然の叡智」をテーマに掲げた愛・地球博には、博覧会協会が目標としていた１５００万人を大幅に上回る約２，２００万人が入場。
　最終日に行われた閉会式では、万博名誉総裁の皇太子殿下が「訪れた多くの人々の感動が全世界に広がって、地球規模の問題に立ち向かう大きな動きとなることを心から希望します」とおことばを述べられたほか、名誉会長を務めた小泉首相は「愛・地球博をきっかけとして、もったいないという心が世界中に広がり、人間と自然が共生する新しい社会が実現することを祈念してやみません」と挨拶した。
　閉会式後のセレモニーでは、約２，２５０人の参加者がイメージソングを合唱し、１８５日間の祭典を締めくくった。【首相官邸】