沖縄県、新石垣空港の設置許可を国土交通大臣に申請

　沖縄県は平成１７年９月１２日に新石垣空港の設置許可を国土交通大臣に申請した。
　新石垣空港は沖縄県石垣市白保地区に長さ２，０００メートルの滑走路を持つ第３種空港（地方的な航空運送を確保するため必要な飛行場）として想定されている。
　県は当初、昭和５４年５月に海上への空港建設を決定していたが、地域住民や国内外の自然保護団体から建設予定地周辺のサンゴ保全を理由とした建設反対運動が展開されたため、見直しを検討する中で平成１２年４月に建設位置がカラ岳陸上案に変更された経緯がある。
　１７年２月に環境影響評価書が国土交通省に提出され、国土交通省は１７年５月２７日に、環境大臣意見も考慮した同評価書への国土交通大臣意見を沖縄県知事に提出している。
　今回の申請内容によると、飛行場の面積は約１４２ヘクタール、供用開始予定期日は平成２５年３月７日とされている。【国土交通省】