グリーンランドで気候変動に関する閣僚級非公式政策対話開催

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2005.08.23 【情報源】環境省／2005.08.23 発表

　２００５年８月１６日から１８日にかけてグリーンランド・イルリサットで閣僚級非公式政策対話「グリーンランド・ダイアローグ〜気候変動の視点について」が開催された。
　この会合はデンマークとグリーンランドの共催により、開催されたもので、日本、イギリス、ロシア、中国、南アフリカを含む２２か国から閣僚級の人材が出席。極地での気候変動の深刻な影響が報告されるとともに、率直な意見交換が行われた。
　なお成果としては、（１）まず自国の責任を全うすることを心がけるべきだ、（２）科学的知見は直ちに行動すべきことを示している、（３）気候変動対策についての経済的評価を促進する必要がある、（４）国民や民間を対象に普及啓発を推進する必要がある、（５）技術開発・普及・移転は重要である、（６）気候変動対策の推進は途上国の持続可能発展の前提である、（７）京都議定書に規定されていない２０１３年以降も含めて、温暖化対策の実施を促進する必要がある−−などの内容が確認された。【環境省】