１７年版循環型社会白書、「もったいないを世界に普及」訴える　　

【環境行政 行政資料】 【掲載日】2005.06.17 【情報源】環境省／2005.06.17 発表

　平成１７年版循環型社会白書が１７年６月１７日の閣議で閣議決定され、１７年６月２０日から全国の書店でも発売（定価：１,６００円（税込））されることになった。
　循環型社会白書は省庁再編で廃棄物行政が環境省の所管となった１３年度版から作成されており、１７年版が５冊目。
　「循環型社会の構築に向けたごみの３Ｒの推進−“もったいない”を地域に、そして世界に−−」をテーマとし、循環型社会の基礎である一般廃棄物の３Ｒ（リデュース（発生抑制）、リユース（再使用）、リサイクル（再生利用））に焦点をあて、ごみ処理有料化や容器包装リサイクルなど、制度の変革が注目されている分野の施策状況を示すとともに、ケニアのノーベル平和賞受賞者マータイ女史など、日本語の「もったいない」という考え方への関心を持つ人が世界的に増える中で、「もったいない」という考え方をより世界に広めていくことをはじめとした、３Ｒ推進に向けた国際的な取組み内容を紹介している。　
　なお環境省では１７年６月２７日の午後（１３時〜１５時、１５時３０分〜１７時３０分、１８時〜２０時の３回）、東京・渋谷区の環境パートナーシップオフィス会議室で「環境白書・循環型社会白書を読む会」を開催し、執筆担当者自身が白書のテーマやねらいなどを解説するほか、全国９か所で開催される「環境白書を読む会」でも、循環型社会白書の内容普及を進める方針だ。【環境省】