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環境ニュース[国内]

海防法施行令改正が閣議決定へ 海域への排出が可能な水底土砂基準設定

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2005.06.06 【情報源】環境省/2005.06.06 発表

 2005年6月7日開催の閣議で、「海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律(海洋汚染防止法)」の改正内容の施行日を07年4月1日とする政令と、同法施行令の改正が閣議決定される見込みとなった。
 04年に成立した海洋汚染防止法の改正内容は、発効間近の「1972年の廃棄物その他の物の投棄による海洋汚染の防止に関する条約(ロンドン条約)1996年議定書」批准を目的としたもの。
 (1)廃棄物の海洋投入処分時に、排出事業者ごとに「廃棄物減量化のための取組み」、「廃棄物の特性」、「排出予定海域の環境に与える影響評価結果」を審査し、適切と認められた場合に限り環境大臣が処分許可を与える許可制度を新設するほか、(2)許可に基づいた廃棄物排出時にも海上保安庁長官による確認を受けることを義務付けている。
 今回の施行令改正は、この内容を踏まえ、(一)海域に排出することができる水底土砂基準や、(二)改正法で船舶からの廃棄物海洋投入処分許可の規定を準用するとしている、海洋施設からの廃棄物海洋投入処分許可と海洋施設の廃棄許可手続についての読み替え規定−−を整備し、(三)その他改正法の施行に必要な規定整理を行ったもの。
 なお施行令の施行日も改正法と同じ07年4月1日を予定している。【環境省】

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