一般財団法人環境イノベーション情報機構
食の安全・安心のための政策 17年度工程表を作成
【健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2005.04.18 【情報源】農林水産省/2005.04.15 発表
農林水産省は食品安全行政の指針「食の安全・安心のための政策大綱」に基づき、平成17年度に取り組む施策の内容や実施時期を示した「食の安全・安心のための政策大綱工程表(平成17年度)」を作成し、17年4月15日付けで公表した。この「工程表」は「大綱」食の安全・安心のための重点施策分野とされている、(1)関係府省の連携など食品安全行政の体制見直し・強化、(2)産地段階から消費段階までのリスク管理の確実な実施、(3)消費者の安心・信頼確保、(4)環境保全の取り組み推進、(5)研究の充実と研究成果の普及−−の5分野ごとに具体的な施策を示したほか、各施策について17年4〜6月、7〜9月、10〜12月、18年1〜3月の3か月ごとの進捗状況を明らかにしている。
なお、環境保全関連の取り組みとしては、(4)で総合的病害虫・雑草管理(IPM)の推進、地域でのバイオマスの利活用に関する情報提供推進、食品産業での食品循環資源再生利用の実態把握があげられているほか、(2)の中で農薬、肥料、飼料、動物用医薬品に関する適正使用の指導、有害物質の残留実態把握のための調査監視の実施、未承認遺伝子組換え生物の取締りなどがあげられている。【農林水産省】