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環境ニュース[海外]

ピレネーグマ最後のメスの射殺事件

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.11.19 【情報源】フランス/2004.11.03 発表

 フランスのルペルティエ エコロジー持続可能な開発大臣は、ピレネーグマ(ヨーロッパヒグマの亜種)の「カネル」が射殺された事件で、ピレネー・ザトランティック県のポーと射殺現場であるヴァレ・ダスプに向かうことを決めた。大臣は、11月4日に現地入りする。
 大臣は、事件の詳細な状況、及びこの事件によって引き起こされた結末について、政治、行政及び協会の責任者に、直接、問い合わせたいとしている。
 自然保護団体のWWFフランスによれば、「カネル」と名付けられたこのクマは、ベアルヌ地方最後のメスで、ピレネーグマの自己繁殖の最後の希望だったという。カネルが撃たれたのは11月1日、イノシシ狩りの途中での「事故」だったとされる。【フランス エコロジー持続可能な開発省】

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