EPA　産業部門ごとの環境パフォーマンスに関する報告書を初公表

　EPAは、「2004年部門別戦略パフォーマンス報告書」を公表した。これは、建設業、鉄鋼業など主要な12の産業部門について、今後、環境面での進展を追跡するため、パフォーマンスのベンチマークを設けるものである。
　報告書は、各部門の環境面での動向の概要を示すもので、部門ごとの生産量などの統計及びパフォーマンスに関する情報（エネルギー保全、水質・大気質、廃棄物管理など）が記載されている。こうした形で、EPAがデータをまとめたのは、初めてである。
　各部門における環境面での進捗状況を公衆が把握する上で、この報告書が役立つとEPAは考えている。また、この報告書は、今後、パフォーマンスの評価を改善するに当たって、解消されるべき知識のギャップを特定するための出発点としても機能すると考えられている。【ＥＰＡ】