アメリカ環境保護庁、先進バイオ燃料の開発加速に940万ドルを拠出へ

【エネルギー バイオマス】 【掲載日】2024.03.11 【情報源】アメリカ／2024.02.22 発表

アメリカ環境保護庁（EPA）は、バイデン政権の「アメリカへの投資」政策のもと、先進バイオ燃料の開発を加速させるため最大で940万ドルを拠出すると発表した。エネルギー省（DOE）と連携し、バイオ燃料生産技術の向上とコスト削減、産業界との協力による生産体制の拡充、及び同国のバイオ経済の促進に大きく貢献するバイオ燃料技術プロジェクトに助成を行うという。
以下の優先プロジェクトを対象に、国内の企業や教育機関、非営利組織からの申請を受け付けている。
・先進バイオ燃料生産における重要な工程段階の技術を高めることを目的としたプロジェクト
・バイオ燃料の中間体を処理するための重要な技術革新を生み出したりパイロット試験を行ったりするプロジェクト
申請者は、プロジェクトが国の規制プログラムである「再生可能燃料基準」（RFS）の先進バイオ燃料の定義に合致していることを示す必要がある。
EPAは、クリーンエネルギーと気候に関する同政権の目標を達成するには、再生可能で持続可能なエネルギー源の開発が不可欠だと説明する。

【アメリカ環境保護庁】