イギリス環境・食糧・農村地域省、プラスチック含有ウェットティッシュの禁止に向け意見公募を開始

【ごみ･リサイクル その他(ごみ･リサイクル)】 【掲載日】2023.10.31 【情報源】イギリス／2023.10.14 発表

イギリス環境・食糧・農村地域省（DEFRA）は、政府の「水計画」に基づいて、プラスチックを含有するウェットティッシュの製造・供給・販売の禁止に関する意見公募を開始した。
プラスチック含有ウェットティッシュはトイレに流さずにごみ箱に捨てるべきだが、製品に「流せる」などの表示も多いため消費者が誤った処理をしがちである。下水管の詰まりの最大の原因であり、下水処理設備の損傷、下水関連のごみの河川などへの流出が懸念されている。
ブーツ、テスコ、アルディなど主要小売業ではすでに店頭からプラスチック含有ウェットティッシュを撤去しており、プラスチックを含まない代替品も入手可能になっている。
2042年までに回避可能なプラスチック廃棄物をゼロにするという同国の目標に向け、この禁止案はマイクロビーズ禁止、レジ袋有料化、プラスチック包装税導入などに続くプラスチック廃棄物対策の拡充を目指す。
【イギリス環境・食糧・農村地域省】