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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、有機フッ素化合物のPFAS類について報告義務を課す規則を最終決定

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2023.10.16 【情報源】アメリカ/2023.09.28 発表

アメリカ環境保護庁EPA)は、有機フッ素化合物のPFAS類(ペルフルオロアルキル及びポリフルオロアルキル化合物)に関する報告規則を最終的に決定した。これにより、PFAS及びこれを含有する製品の製造・輸入者は、物質の名称・組成等、用途、生産・加工量、副生成物、環境・健康影響、労働者の曝露、廃棄をEPAに報告する法的義務を負う。
バイデン政権は、2021年にPFAS戦略ロードマップを発表し、2024年を目途に「永遠に残る化学物質」と呼ばれ環境・健康影響の懸念されるPFASの規制を進めている。本規則はその一環として、有害物質規制法の報告規定に基づき実施される。
本規則は2021年6月に提案され、意見公募や関係者の意見聴取などを経て成案を得た。対象のPFASは、当初案より41種多い1,462種類となり、少量の製造・使用者と製品に含有されるPFASの輸入者の義務が軽減された。報告は、基本的に規則発効後18ヶ月以内に行うこととされている。
【アメリカ環境保護庁

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