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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、総額46億ドルの気候汚染削減助成金の申請受付を開始

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2023.10.10 【情報源】アメリカ/2023.09.20 発表

アメリカ環境保護庁EPA)は、インフレ抑制法によって創設された50億ドルの気候汚染削減助成金(CPRG)のうち、第二段階となる総額46億ドルの競争的資金について申請受付を開始した。
この助成金は、バイデン大統領の「アメリカへの投資」政策の一環であり、気候汚染の削減や環境正義の推進、クリーンエネルギーの普及促進を行う州や自治体、部族、準州の取組や政策に充てられる。すでに、第一段階である気候変動対策の行動計画づくりのための非競争的資金(総額2億5,000万ドル)の交付は始まっている。
今回は、行動計画を実施するための助成であり、温室効果ガス(GHG)排出削減量の多さなどの観点から助成先が選定される。助成枠は2つあり、片方は州や自治体、部族、準州が対象(総額43億ドル)、もう片方は部族や準州のみが対象(総額3億ドル)となっている。交付は2024年秋以降の見通しだという。
EPAは、2030年までに気候汚染を50〜52%削減するという政権の公約を実現するには、州や自治体の取組が不可欠だと説明する。
【アメリカ環境保護庁

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