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環境ニュース[海外]

イギリス環境・食糧・農村地域省、包装材の拡大生産者責任制度における報告義務の施行を報告

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2023.03.15 【情報源】イギリス/2023.02.28 発表

イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、包装廃棄物削減の改革推進に向け、包装材の拡大生産者責任制度(pEPR)の報告義務が施行されたと報告した。イングランド、北アイルランド、スコットランドの制度対象となる包装材生産者は、2023年に供給する包装材の量・種類に関する情報を収集し、特に年間の売上高が200万ポンド超で取扱量が50トン超の生産者は、環境庁に年2回報告しなければならない。
2020年にイギリス市場に投入された包装材は1200万トンで、その一部にはリサイクル困難なプラスチックが含まれている。現在、地方自治体が家庭の包装廃棄物の回収・管理費(推定年間約12億ポンド)を負担しているが、この費用を2024年から包装材生産者が支払うことになる。これにより包装材の削減とリサイクル可能な材料の使用拡大を促し、環境への廃棄物排出を抑制する。
同国ではすでに、レジ袋の有料化やプラスチック包装税を導入済みで、今後使い捨てプラスチック製品の禁止品目拡大や飲料容器のデポジット制導入が予定されている。
【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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