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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、温室効果ガス報告プログラムに基づき2021年の全米大規模排出施設からの排出を報告

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.11.02 【情報源】アメリカ/2022.10.17 発表

 アメリカ環境保護庁EPA)は、温室効果ガス報告プログラム(GHGRP)に基づき全米の大量排出施設8100ヶ所が報告した2021年のデータを公開した。2011年の報告開始以来、排出量は発電所の排出減を主要因として減少傾向にあるが、2021年はCOVID-19蔓延による経済停滞後の再開を反映し、2020年比4%増となった。主な内容は次の通り。
 ・発電所が最大の固定排出源で、1326施設が16億トン排出した。2020年比6.3%の増加、2011年比では石炭から天然ガスへの移行に伴い28.5%減少した。
 ・発電所に次ぐ排出源の石油・天然ガス生産部門は、3億1200万トンを排出、2020年比0.7%減だが、2016年比12.8%の増加であった(報告義務施設の種類変更により2016年が起点)。
 ・その他の大量排出源は、合計で8億700万トン排出した。2020年比1.8%増、2011年比7.7%減であった。
 GHGRPは、GHGインベントリの内、農業と土地利用変化の排出を含まないが排出の大部分をカバーする。
【アメリカ環境保護庁

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