一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

カナダ環境・気候変動省、連邦炭素価格付け制度による税収の国民への還付第二回目を開始へ

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2022.10.31 【情報源】カナダ/2022.10.12 発表

 カナダ環境・気候変動省は、連邦炭素価格付け制度による国家収入の国民への還付(第二回目)を開始すると発表した。気候取組インセンティブ(CAI)給付として、2022年10月14日から、同制度がすでに適用されているオンタリオ州、マニトバ州、サスカチュワン州、アルバータ州の各世帯に対し、銀行振込などを通じて還付が行われる。例えば、夫婦と子供2人の世帯の場合、オンタリオ州で186.25ドル、マニトバ州で208ドル、サスカチュワン州で275.25ドル、アルバータ州で269.75ドルになる。農村部や過疎地ではさらに10%の上積みがあるという。これらの州では10世帯のうち8世帯が支払額を上回る還付金を受け取れる計算で、最も恩恵があるのは低所得世帯と中所得世帯だという。同制度による収入は、連邦政府のプログラムを通じて国内の世帯や企業、組織などに還付されるが、約90%はCAI給付を通じて各家庭に四半期ごとに直接還付される。2022年7月には、2022〜2023会計年度における初回のCAI給付が行われていた。
【カナダ環境・気候変動省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース