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環境ニュース[海外]

パキスタン、2021年の世界環境デーを主催へ

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2021.03.10 【情報源】その他/2021.02.22 発表

 パキスタンは、2021年の世界環境デー(6月5日)を主催することを第5回国連環境総会(UNEA-5)で発表した。2021年の世界環境デーは「生態系の回復」をテーマに掲げ、人類の自然との関係の再調整に的を当てる。また、同デーでは「国連生態系回復の10年」(2021〜2030年)が正式に開始される。国連生態系回復の10年は、生態系を回復させ、気候変動への対処、絶滅危惧種の保護、食糧や水の安全保障に寄与することを目的としている。
 パキスタンの植林への取組は国際的にも際立っている。2019〜2023年に第一期が実施されている「百億本植林プログラム(Ten Billion Tree Tsunami)」では、マングローブや森林の回復、都市の植樹、エコツーリズムの促進、保全を通じた地域社会の参加と雇用創出に取り組んでいる。生態系回復基金を創設し、気候変動に対する自然に基づく解決策を支援し、植林や生態系保全などを促進している。計7300平方キロにおよぶ15ヶ所のモデル保護区を設け、5500人以上の環境関連の雇用を創出するイニシアティブも立ち上げた。
国連環境計画

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