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環境ニュース[海外]

国連環境計画、市民に大気汚染軽減の取組を呼びかけ

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2018.05.21 【情報源】国連/2018.05.02 発表

 国連環境計画(UNEP)は、世界保健機関(WHO)と共同で、2018年5月に42.2キロメートル分の移動手段を自動車から徒歩、自転車、公共交通機関へ移行することで大気汚染を軽減するよう市民に呼び掛ける「BreatheLifeチャレンジ」を起ち上げた。100か国以上4000都市超の大気汚染濃度に関するWHOの最新データによると、住民の90%が高濃度の汚染物質を含む大気にさらされており、これが毎年約700万件以上の死亡の原因となっているという。環境大気汚染だけでも2016年に約420万人の死亡を引き起こした。大気汚染は非感染性疾患(NCDs)の重要なリスク因子であり、心臓病による成人死亡の24%(脳卒中25%、慢性閉塞性肺疾患43%、肺癌29%)の原因となっている。チャレンジには、歩数計アプリ「Pacer」、自転車シェアリングサービス「Mobike」も協力し、利用者の参加を求める。BreatheLifeのウェブサイトには市民の団結を促進するツールキットが用意された。【国連環境計画

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