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環境ニュース[海外]

EPA アルキル鉛の代替物質の開発に向けた全国行動計画を公表

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2002.08.07 【情報源】アメリカ/2002.07.26 発表

 EPAは、難分解性・生物蓄積性有毒物質プログラム(Persistent, Bioaccumulative and Toxics (PBT)program)に基づく、アルキル鉛に関する全国行動計画を公表した。
 アルキル鉛化合物はEPAのPBT戦略リストに含まれる12物質のうちの1つであり、全国行動計画は、これらの化学物質の使用削減および安全な代替物質の開発を目指し策定された。アルキル鉛化合物は燃料の添加剤として使用されている。現在、アメリカでは、一般の航空機用のガソリンとレース用ガソリンに主として使用されている。
 本計画では、レース用ガソリンの燃料添加剤の代替物質を見つけ出すため、全国ストックカーレーシング協議会(National Association for Stock Car Automobile Racing)と主要な燃料供給業者が共同で実施する自主的取組が盛り込まれており、EPAはこれに対し技術的支援を行う予定である。また航空機用ガソリンに関しては、連邦航空庁(Federal Aviation Agency)や民間団体と協力して代替物質を見つけ出す予定である。【EPA】

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