一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ環境保護庁、「食品回収チャレンジ」でディズニーランドリゾートを表彰
ごみ・リサイクル】 【掲載日】2015.05.18 【情報源】アメリカ/2015.04.28 発表
アメリカ環境保護庁(EPA)は、2014年の「食品回収チャレンジ」で、国内のテーマパーク施設の中でもっとも多く食品回収量を増やしたとして、ディズニーランドリゾートを表彰した。EPAの食品回収チャレンジは、食料品店、教育機関、スポーツ・娯楽施設、レストラン、ホテル等と連携し、食品購入量の削減、余剰食品の寄付、堆肥化を通じ、経費削減、地域社会の飢餓対策、環境保護に寄与することを目的としたもの。今回表彰されたディズニーランドリゾートは、2013年以降の次のような取組が評価された。
1)700万ポンド以上の食品廃棄物を転換し、50トン以上の余剰食品を寄付した。
2)1200トン以上のレストランの使用済み調理油をアトラクションのバイオディーゼルへ転換し、石油系ディーゼル消費を年間約15万ガロン削減した。
3)施設内の牧場では、発生する動物性廃棄物、干し草、おがくず等を回収して99.8%の廃棄物転換率を達成した。
EPAは、上記の成果に加え、同リゾートは膨大な人数の入園者に対して廃棄物ゼロの取組について啓発する可能性もあり、食品回収の取組を先導する模範だとしている。【アメリカ環境保護庁】