ドイツ　スマートグリッド実証研究最終報告書を公表

　ドイツ連邦経済エネルギー省は、情報・コミュニケーション技術と電力供給に関する研究プロジェクト「E-Energy」の報告書の受領を公表した。これは、連邦経済エネルギー省と連邦環境省がドイツの経済界と共同で5年間にわたり6つのモデル地域で実施したスマートグリッド実証研究の最終報告書に当たるもの。再生可能エネルギーによる給電が増加する中、情報・コミュニケーション技術を用い、電力供給の改善の可能性を見出すことを目指し、ドイツ政府が6000万ユーロ、経済界が8000万ユーロを拠出した。報告書では、エネルギー業界における情報・コミュニケーション技術の導入促進は、新しい市場やビジネスモデル、チャンスを創出できることを示している。【ドイツ連邦経済エネルギー省】