一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ 連邦環境省が公用車として電気自動車を導入
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2014.02.28 【情報源】ドイツ/2014.02.14 発表
ドイツ連邦環境省は、省で使用する公用車に電気自動車であるBMWi3を2台導入したことを公表した。これにより、環境省が所有する電気自動車は4台となった。連邦政府は、2020年までにドイツ国内における電気自動車の使用台数を100万台にする目標を掲げている。現政権の連立協定では、連邦省庁の公用車を順に電気自動車に変更していくことを定めており、連邦環境省はその先頭を切っている。連邦環境省が調達する電力は全て再生可能エネルギーであることから、電気自動車導入によるCO2排出量はゼロとなる。今回の2台の電気公用車の導入により、連邦環境省全体の公用車のCO2排出量の平均値は1キロメートル走行につき107グラムとなり、EUにおける新車に対する目標値である130グラムを大幅に下回っている。さらに2020年以降に有効となる目標値95グラムの達成にも近づいている。【ドイツ連邦環境省】