アメリカエネルギー省、大統領エネルギー政策のもと、波力・潮力エネルギー開発プロジェクトを支援
アメリカエネルギー省(DOE)は、国内で有効な全てのエネルギー源を開発するとしたオバマ政権の戦略の一つとして、波力及び潮力による、持続可能かつ効率的なエネルギー獲得を目指した17の事業に対し、1600万ドルを支援する。これらの事業は、波力・潮力装置の発電量増大と信頼性向上、装置の環境影響に関するデータの収集を目指すものである。波力・潮力エネルギーは、大量の水を動かす波や潮の変化を利用するクリーンで再生可能な資源で、電力需要の高い沿岸都市などで利用できる。DOEの最近の調査では年間の発電可能性を1400TWhと評価。1TWhで8万5000世帯の消費電力に相当するため、わずかな資源開発でも数百万世帯への供給が可能になる。支援内訳としては、耐久性が高く、効率の良い波力・潮力装置のコスト削減及び獲得するエネルギーの最大化を目指した8事業に1350万ドル、同事業及び開発想定地域の環境データを収集・分析する9事業に240万ドルを支援する。【アメリカエネルギー省】
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