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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、五大湖懸念地域のシェボイガン川「浄化完了」を発表

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2013.06.27 【情報源】アメリカ/2013.06.14 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、ウィスコンシン州シェボイガン川地域を、五大湖周辺の「懸念地域」(AOC)リストから削除するために必要な浚渫や生息地再生プロジェクトのすべてを完了したと発表した。AOCは、環境劣化地域として1987年のカナダ・アメリカ五大湖水質合意で特定された。43のAOCのうち、これまでに浄化が完了しリストから削除されたのは、アメリカ側では2か所しかない。
 シェボイガン川AOCでは、PCB重金属などで汚染された堆積物の浚渫・除去や、生息地の再生に、8000万ドル以上が投じられた。この資金は、主に五大湖回復イニシアチブとEPAスーパーファンドプログラムに基づく関係者が負担し、ウィスコンシン州、シェボイガン市および郡も500万ドルを拠出した。シェボイガン川AOCは、2013〜2014年に五大湖回復イニシアチブ(GLRI)の資金により浄化作業が行われる予定となっていた9か所のうちの一つで、浄化が完了したのはこれが初めてとなる。【アメリカ環境保護庁】

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